平成19年度実験動物関係教職員高度技術研修(実験動物を用いた機能評価)
実施要領
1. 目的
近年、ライフサイエンスの発展とともに、大学等における動物実験の重要性はますます高まり、動物実験の内容も高度化、先端化が進んできている。また、動物実験の安全管理、更には生命倫理の涵養を図ることも必要となってきている。
このため、大学等の実験動物関係者に対し、実験動物や動物実験に関する高度知識と技術を習得させるとともに、実務的課題に対する問題解決と自己開発能力の向上を図り、もって教育・研究の発展を図ることを目的とする。
2. 主催
- 熊本大学生命資源研究・支援センター
- 山口大学総合科学実験センター
- 信州大学ヒト環境科学研究支援センター
(協力:国立大学法人動物実験施設協議会)
3. 研修会場、期間、日程
(1)会場:
- 熊本大学生命資源研究・支援センター動物資源開発研究施設
新館 5F 実習室及び演習室 - 熊本大学(本荘)総合研究棟 5F電顕室
(2)期間:平成19年12月4日(火)〜平成19年12月7日(金)
(3)日程:別紙のとおり
4. 受講対象者及び受講予定者数
国立大学法人及び大学共同利用機関法人のうち、技術職員及び非常勤職員を対象とする。
5. 受講予定者
20名程度
6. 申し込み、決定
(1)申し込み
各機関及び各施設の長は、希望者を、別紙様式(1,2)により、平成19年8月31日(金)(必着)までに、熊本大学生命資源研究・支援センター長に推薦する。なお、希望者複数の場合は優先順位を付すこと。
(2)決定
熊本大学生命資源研究・支援センター長は、前項により推薦された者の中から研修生を決定し、各機関及び各施設の長に通知する。
7. 研修課題及び内容
(1)研修課題
「動物実験施設等における適正な動物実験遂行のための知識及び技術の習得」
(2)研修内容
「実験動物を用いた機能評価」を主たるテーマとし、主にマウス・ラットの1)解剖生理学的知識、解剖手技、臓器の摘出と固定、組織標本作製、及び電子顕微鏡関連手技の習得、2)血液関連評価方法の習得を目的とした講義、実習、グループ討論または発表を主な内容とする。
8. 経費
研修料は無料とし、研修旅費は熊本大学生命資源研究・支援センターにおいて負担する。
9. 修了証書
この研修の所定の課程を修了した者には、修了証書を授与する。
【本件連絡先】
〒860-0811
熊本県熊本市本荘2-2-1
熊本大学生命科学系事務部研究センター担当
TEL : 096-373-6637
FAX : 096-373-6638
E-mail : iys-senter@jimu.kumamoto-u.ac.jp